2012年8月10日金曜日

Android版Google翻訳が原文のカメラ入力に対応

米GoogleのAndroid版「Google翻訳」が8月9日にアップデートし、カメラによるテキスト読み込みや“同時翻訳”など、幾つかの新機能が追加された。

カメラで読み込んだテキストを翻訳する機能は既に「Google Goggles」で提供されているが、Google翻訳には初めて追加された。なお、読み込めるのは英語やフランス語、ロシア語などの一部の言語だけで、日本語は読み込めない。言語が対応しているかどうかは、原文の言語として選んだ際にページの下にカメラアイコンが表示されるかどうかで分かる。

 カメラ入力を使うには、まず対応する原文の言語に設定し、カメラアイコンをタップする。ページの下半分にファインダー画面が表示されるので、読み込みたいテキスト(PCの画面も可能)をフレームに入れてカメラアイコンをタップすることで撮影する。しばらくすると撮影したテキストの文字として読み取れた部分に白い下線が表示される。この画面で、翻訳したい部分を指で選択すると、その部分がテキストに変換されて入力枠に表示されるので、枠の右にある矢印をタップすると翻訳結果が表示される。

 この他、キーボードおよび手書きでの原文入力では、入力とほぼ同時に翻訳文が表示されるようになった。また、音声入力では、英語やスペイン語など、地域によって発音が異なる言語では国を指定できるようになった。例えば「音声入力の設定」→「英語」で「英語(オーストラリア)」を選択しておくと、「ダイト」と発音すると「date」と認識してくれる。

参照


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